中1女子の質問
- kandaiki
- 7月18日
- 読了時間: 2分
更新日:7月19日

「先生、“usually”と“always”って、どうちがうんですか?」
ある日、中学1年生の女の子が、教室に入ってくるなり真剣な表情で尋ねてきました。
さすが、中学生ともなると雑談のネタも高レベルになりますね(汗)。
「usually は“たいてい”、always は“いつも”」
とっさに高校時代に受験英語で叩き込まれた英単語ライブラリーが反応し、丸暗記していた単語帳の記憶で、かろうじて答えることができましたが、
「あー・・・。」
彼女の反応は、もちろん納得してない。 聞けば、学校の英語の先生に説明は受けたものの、いまいちピンとこなかった。納得できるまで考えたい——そんな思いで、質問してくれたのでした。
「AIで調べてみよう。」
便利な時代になりました。“usually”と“always”のニュアンスの違いを早速AIにかけてみました。
AIの回答は
always :“例外ゼロ、100%の頻度を表す”
usually :“普段はそうだけど、例外あり、当たり前なことを表す”
「へぇ、そうなんですね」とうなずいたあと、彼女はちょっと考えてこう言いました。
「じゃあ私、毎週教室に来てるけど、風邪ひいたら来られない usuallyってことか〜」
「なぜ?」と感じる力は、創造のはじまり
今回の彼女の質問を受けて、改めて思いました。
彼女が尋ねたのはただの英単語の意味の違いではなく、“言葉の背景にある考え方”に納得したかったんだと。
プログラミングでもイラストでも、うまくいく・いかないの前に、
「なぜ?」「どうしてこうなるの?」と考えることが、創作のスタートです。
そして、それにしっかり向き合って答えることこそが、教える側の大切な役目だと感じました。
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