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夏休みは、センス・オブ・ワンダーで行こう!

保護者様から、ときどきこんな質問をいただきます。


「授業の時間以外にも、パソコンを触らせて、プログラミングを勉強したほうがよいでしょうか?」


私の答えは、断固として「No」です。


小学生も中学生も、プログラミングを学ぶ時間は、教室の授業だけで十分です。追加の学習を課す必要はないと考えています。(特に小学生の場合は、デジタル機器の使用時間に注意しなければなりません)


その時間を使って、

中学生なら、数学や英語を勉強する。本を読む。音楽を聴く。友達と話す(コンビニの前でダべる)。

小学生なら、虫を追いかける。汗だくになって公園で遊ぶ。


プログラミング以外の普段の時間に見たもの、聞いたもの、考えたこと、心を動かされたことが、いつかその子の作る作品の材料になります。


特に小学生なら、自然の中で遊ぶこと。

海と川と山が一体となった自然があり、少し歩けば、風の匂いが変わる。夕方には、海に日が沈んでいく。

こういった体験ができるということは、私たちが、瀬戸内で暮らしていることの、大きな意味のひとつではないでしょうか。


私は小学1年生から3年生まで、山間の集落にある小学校へ通っていました。学校のグラウンドの横が、小川の流れる林になっていて、自然に囲まれている、というより、自然の中に学校が置かれているような場所でした。林の中の細い道を歩いていくと、両側の草むらから、バッタやチョウ、カマキリなど、たくさんの虫たちが一斉に飛び立ちます。突然現れた人間に、虫たちが驚いていたのでしょう。

私は、その光景が楽しくて、虫たちが飛び立つ瞬間をもう一度見たくて、何度も何度も、一日にその小道を何度も通っていました。


何かの役に立つ遊びではありません。知識が増えるわけでも、テストの点数が上がるわけでもありません。

それでも、草を揺らし、虫が飛び、光が差し込む瞬間を「おもしろい」と感じた記憶は、今も残っています。


夏休みは、少しデジタル機器の前を離れて、「センス・オブ・ワンダー」でいってみませんか。

「センス・オブ・ワンダー」とは、自然の中で何かを見つけたときに、「不思議だな」「きれいだな」「どうしてこうなっているんだろう」と心が動く感覚のことです。

珍しい虫を見つけて立ち止まる。大きな雲を見上げる。海に沈む夕日を眺める。雨上がりの匂いに気づく。

何かを覚えたり、正解を出したりすることではありません。目の前にあるものをおもしろがり、驚き、もっと見てみたいと思うこと。それが「センス・オブ・ワンダー」です。

夏休みはセンスオブワンダーで行こう!今治の子どもプログラミング教室 プログラミング A GO! GO!

海を眺める。山を歩く。虫を探す。雲の形を見る。夕方の風を感じる。何かを学ばせようとしなくても大丈夫です。子ども達自身が立ち止まり、「なんだろう」「おもしろい」「きれいだな」と感じる時間を、たくさんつくってあげてください。


子ども達は普段、将来のために勉強し、出来るだけ効率よく行動することを求められています。それは、社会の中で「生き延びる」ために必要な力です。


けれども、夏休みくらいは、合理性や将来への備えから、少し離れてもよいのではないでしょうか。

役に立つかどうかではなく、心が動くかどうか。「生き延びる」ことよりも、「生きる楽しさ」を感じることを優先する。


そんな夏休みを、過ごしてほしいと思います。

 
 
 

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