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トップチームというクラス


【トップチームというクラスと学習内容】

 私たちの教室には「トップチーム」というテキスト修了者だけのマスタークラスがございます。開講当初から学習されている5〜6年生のクラスです。トップチームの学習内容は、他のクラスと違い、学んだことを使ってアウトプットをしたり、コミュニケーションをとりながら制作に取り組む内容になっています。


【「大喜利」は最高のアウトプット課題】

 トップチームでは、学習の1つとして「大喜利」に取り組んでいます。私が設定した”お題”に対して、プログラミングで短い映像を作り回答し、その内容の良し悪しを互いに評価し合うといったことを行っています。


例えば

「富士山の頂上にあるボタン。押すとどうなる?」

「トロフィーの『飾る』以外の使い方を教えてください」

「犬の100倍の嗅覚を持つタカシくんの悩みは?」


 こういったお題に対して、15分という短い時間でアイデアを出し、プログラムして映像作品を仕上げます。プログラム構築のスピードとともに、人と違う視点(目の付け所の違い)での表現を求められますし、作成時間は15分しかないので、何をどこまで作りこむかという判断もしなければなりません。


 もしかしたら「大喜利なんて何の役に立つ?芸人になるわけでもないのに」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、時代は大喜利くらい出来ないといけないようになっているようです。


【教育改革により大学入試問題が変わって来ている】

「じゃんけんの選択肢「グー」「チョキ」「パー」に、「キュー」という選択肢も加えた新しいゲームを考案しなさい。解答は、新ゲームの目的およびルールを説明するとともに、その新ゲームの魅力あるいは難点も含めて、601字以上1000字以内で論じなさい。」


これは、2018年の早稲田大学の小論文の入試問題です。完全に「大喜利のお題」と言ってもいいのではないでしょうか。



 また、東京大学の英語の入試問題でも、このような写真を掲載した上で、英作文の問題が出題されています。単に正しく文法を理解していて、英作文が書けるだけでは内容に深みが出ず、高得点を得ることは出来ない問題になっています。


 かつての入試は覚えた事をそのまま表現する。教科書に載っていることの再現性に重きが置かれていたので、努力(暗記やひたすら問題を解きまくる)をすれば、ある程度の成績が見込めるものでした。

 

 しかし、教育改革の影響で大学入試では少しずつ違う方向にシフトし始めています。教育改革が掲げる3能力は「思考力・判断力・表現力」。知識を身につけた上で、それをどのように使うのかということが問われます。これまで通りの、覚えたことをそのまま表現する勉強を続けていても、評価されなくなってきています。


【開校より思考力・判断力・表現力を意識した指導】

 私たちの教室では、開校当初よりこういった流れを意識して指導を行って参りました。テキストに書いてあることができればOKではない。自分なりのアイデアをどのように作品の中に入れ込んで行くか。そして、それは果たして「面白い」ことなのか?


 ◯はもらえないけど、ダメ出しだけは何度ももらう。その上で、「◯かどうは自分で判断しろ」なんて言われる。そんな大人(私)を相手に、3年以上学び、テキスト内容を全てやり終えたトップチームのメンバーは、今となっては逞しさすら感じます。


 かつての優等生達が集う政府は、コロナ禍の社会に対して、有効な手立てを打つことができずに今日を迎えていると言わざるおえないようです。


 変わっていく社会と教育の中で、今の子ども達が大人になり、社会の中心メンバーとなる時、誰も経験したことがない状況が起こったら、どの様に対応するのか。今日とは違って、私たちより上手くやることが出来るのか。楽しみです。

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